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  • 2019/01/22 23:17

    ボクの体には少し露骨に刺青が入っている。


    初めて入れたきっかけは休みの日に早起きしたので夜までやる事がなかったから。


    何をしようかと思ってたら刺青でも入れてみるか!っていうノリ。

    原宿に行くぐらいの感覚で決めた。

    前日までは全く関心も無かった。



    どこに入れようかと考えていたら、初めてでワンポイントだし顔とかだなー!と顔に入れる事にした。 スタジオを調べて何件か電話した。


    初めてで顔に入れたいです!と伝えたい所、全部断られた。 


    電話越しでもあんたバカですか?って空気感は伝わってきた。
    5軒目ぐらいで話しだけは聞いてくれる所があり面談と言う形で話をして頂けた。



    普通は見えない所から入れて全身埋めて入れる所が無くなったら顔って順番らしい。

    全部すっ飛ばしてしまった。



    そこで話をしてくれた方がとても親切で、顔にタトゥーを入れると言う事は人生が変わってしまいますよ?って事を1時間程かけて説明してくれた。 


    説明と言うよりは諦めさせる事が前提だったと思う。
    一通り話を聞いてそれでも入れてみる事にした。
    理由は何となく。


    その面談の6時間後に彫ってくれる事になった。
    6時間も時間が開いたのはもしかしたらラリってると思われたのかもしれない。



    タトゥーを入れてから実感した事は確かに普通に生きて行く事でのセイフティーネットは無くなるよねーって事だ。
    それに全く後悔は無い。


    好きでもない事して毎回同じ面子で酒を飲むだけが楽しみっていう生活。

    それは自分に必要ない。
    野垂れ死んだ方がマシ。


    それからは、仕事も部屋を借りる事も苦労した。 ただ、それを理由に拒まれた事を恨んだりするのはしなかった。
    自分で選んだ事だからね。


    それから知り合った沢山の人が日本は厳しいからねー もっと変わって行けばいいよねーって言ってくれた。

    有難い事だけど、それを入れた僕が言うのは違うって言うか。

    なんかカッコ悪い。



    入れた時点でどうなるかは分かってた事だから、
    海、銭湯、プール等のルールを守る。
    彫り物が嫌いな人達の事を尊重するって事が大切。


    海も銭湯もプールも嫌いなのもあるけど。
    刺青が入っているからこそマナーを守るのだ。

    電車の席も1番に譲ろうぜ!



    ただ海外から来た違う文化の人に対してはもっと理解があるといいと思う。


    お世話になっていているスタジオのオーナーが仰っていた事を守る事にしている。



    まず身なりをキレイに。
    適当な格好で刺青を沢山入れていたらただの輩。

    彫り物は恫喝の道具じゃない。



    あとタトゥーに負けない事。
    入っている事で苦労して、どうせ自分なんて、、、

    そういう風になっちゃう人が沢山いるみたい。


    気持ちは分かるけど入れてくれた方に失礼。
    だから後悔しない為には自分を全うするしかない。


    今もその方に会う時は最後に会った時より前に進んでないと。

    常にそう思ってる。


    消せないのに大丈夫なの?って人には言われるけど、消せないから面白いんだけどな。

    仕事とか結婚とかどうするの?って言われるけど、ちょっと何を言ってるのか分からない。  どうでも良いです。



    飽き性なので服も髪もすぐ飽きる。

    それと一緒で自分の見た目にも飽きる。

    それだけ。

    他人の道徳感や常識とかは知りません。



    誤解の無いように言うと、彫り物入れる事を勧めてないです。
    確率で言うと殆どの人が後悔するし苦労する。
    嫌な目にも合うかもしれない。



    選択するのは本人なので。
    選んだ事の責任は自分で背負いましょう。


    年下の人で入れようか悩んでるんですーって
    言ってくる人が良くいたけど、以前は全員止めていた。



    最近はどっちでも良いと思うよ!   としか言わない。
    僕に関係ないので。



    僕の体に入ってる物は大体、意味が全く無いんだけど、本来は意味を込めるらしい。
    最近まで知らなかった。



    数少ない意味があるタトゥーが首の。
    No Fashion, No Life.
    ファッション無しの生活はない。
    凄くバカっぽいけど座右の銘かな。





    14歳の時に服屋になりたいと決めた。
    20歳を超えてもワクワクして眠れなくなったりしてた。



    20歳で仕事として初めて、それから悩んだり恨んだりした。



    今ではファッションは軽薄な物だと思ってる。

    それでも、やりたい事それしかないな。



    No Fashion, No Life.
    ファッション無しの生活はないって事だ。